2014年4月21日月曜日

霊南坂教会



霊南坂教会で震災支援のコンサートの装花を
させていただく機会を頂きました。 

いまの若い方は知らないかもしれませんが、
昔、数々の有名人が 挙式をあげた教会としても有名ですし、
このカトリック教会のような荘厳さと立派なパイプオルガンは
他の多くのプロテスタント教会にはなかなかみられない造形です。

この写真は、準備のために初めて霊南坂教会に足をふみいれ
させていただきいた時の驚きにとともに撮った写真です。



こんな素晴らしいところに何をいけよう。
コンサートに出演する方も、子供の頃からの憧れの谷川俊太郎さんを始めとする
橋爪圭一さん庄野真代さん谷川賢作さんなど、芸大出身者や第一線で活躍する
そうそうたる豪華実力者メンバーのコンサート。
あのパントマイマー、ヨネヤマママコさんんもラストを飾ります。


震災支援、お金もかけず、華やかになりすぎず、でも、
会衆のみなさんや、出演者の皆さんのこころに残り、被災者の方や支援者の方を
励ます事のできるような元気をでるようなもの。。。。。考えて考えて。


 
 

たっぷりの水仙をいけることにしました。

水仙はまだ寒く固い土の中から春一番に顔を出し、強い香りで春を知らせます。
100本以上の水仙の袴を一つづつ丁寧に取り形を整え、
チランジアで見立てた冬の土のからあふれるように水仙を両サイドにたっぷりいけました。

会場中が水仙の凛とした香りに包まれて、素晴らしい雰囲気を作り出せたと。
プロデューサーの方にお褒めいただきました。



 


エントランスや裏口には小手毬をたっぷり使って、その中にも
水仙を忍ばせました。受付のウェルカムフラワーは長野から
震災支援のためといただいたラナンキュラスを元気に使いキャンドルとアレンジしました。

お花をやっていて本当に良かった。本当に幸せだと。
久しぶりに思えた時間でした。と、同時に自分の未熟さも痛感しました。
もっともっと精進しないと。もっともっと丁寧に花を愛でないと。


2時間のコンサート中は涙が止まりませんでした。
音楽で感動したことのない私に音楽の素晴らしさを教えていただきました。
谷川俊太郎さんと賢作さんの詩と歌の朗読は感動で号泣してしまい
声を出さないようにするのが大変でした。ままこさんも素晴らしかったです。




ご褒美に?谷川俊太郎さんからサインをいただいちゃいました。


前日も当日も、遅くまでお手伝いいただいたお弟子さんに心より感謝申し上げます。

こんな素晴らしい機会を与えてくださったしおみえり子さんにも感謝申し上げます。

 

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